歯列矯正の治療に関する情報を提供していく矯正治療専門サイトです。

矯正図鑑〜Orthodontic room〜

世田谷区奥沢5−27−5 魚菜プラザ2F  TEL. 03-3717-4182
【情報提供:矯正・自由が丘歯科室

顎関節症の歯列矯正

下顎骨には、咀嚼筋という4つの筋肉(咬筋、側頭筋、内側翼突筋、外側翼突筋)が付着しており、これらが活動すると下顎が動くとともに、歯を介して食べ物に咀嚼力が加わります。これらの咀嚼筋の力は食べ物を粉砕するために最大限に活用されることが望ましいのですが、歯並びが悪いとその力を受け止めきれることができず、その一部の力が顎関節に加わることになります。顎関節は本来大きな力を受け止める構造とはなっていないために様々な症状(音、痛み、開口障害など)を起こすことになります。顎関節の障害は多因子疾患と呼ばれ、様々な要因が考えられています。そのひとつの要因が咬み合わせです。矯正治療を行うことにより、歯列全体で均一な噛み合わせを獲得することが顎関節の加わる力を最小にする事となります。また、均一な噛み合わせを得ることにより、今までは特定の歯に過大に加わっていた力を歯列全体で分散することが可能となり、個々の歯のダメージを軽減させることはもとより、本来持っている咀嚼筋の力を最大限に発揮することが可能となります。

治療前
顎関節症の矯正症例顎関節症の矯正症例

成長の終了した大人の方であり、がたがたの程度も大きい治療例でした。顎関節に違和感があることから咬合面積を減らして関節への付加が大きくなる危険性を考慮し、非抜歯を選択しました。

【患者様】
大学病院を含め7件相談に行きましたが、すべてのクリニックで100パーセント抜かない治療は無理と言われました。どうしても歯を抜くことに抵抗感があり先生に相談したところ、「十分可能と思われるのでまずはトライしましょう」と言っていただきがんばることに決めました。

顎関節症の矯正症例顎関節症の矯正症例
矢印 治療後
顎関節症の矯正症例顎関節症の矯正症例

臼歯部の前方への移動が原因と考えられたので、できるだけ後方へ移動するようにしました。前歯の移動がなかったのでエステティックラインは良好に保てました。咬合面積が増えたことにより筋電図の活動量も活発になり、各筋肉が十分にその機能を果たしているようです。

【患者様】
ある先生からは歯を抜かない治療をすれば、あごは大きくなるし、前歯は前に出てしまい顔立ちがカッパになると言われていました。歯を抜く覚悟ができない以上ある程度は覚悟していたのですが、結果的に取り越し苦労となり、先生には感謝しています。

顎関節症の矯正症例顎関節症の矯正症例