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矯正図鑑〜Orthodontic room〜

世田谷区奥沢5−27−5 魚菜プラザ2F  TEL. 03-3717-4182
【情報提供:矯正・自由が丘歯科室

予防

妊娠中のお母さんのお口のケア

健康な永久歯列の完成をめざすために

  • 1.問診、唾液検査(サリバテスト)や食事記録、口腔内の検査などから自分の虫歯のリスクを知りましょう。
  • 2.検査結果の分析から作られた予防プログラムをきちんと実践しましょう。
  • * プラークの取り残しの少ないみがき方を習得しましょう。
  • * 規則正しい生活習慣、食生活は基本です。
  • * フッ素は必ず使いましょう。(家庭と医院の併用が効果的です)
  • * 虫歯は感染しますから、ご家族の方もお口のコントロールにつとめましょう。
  • 3.定期検診を必ず受け、年齢に応じた専門的な指導と予防のための処置を歯科医師や歯科衛生士に行ってもらいましょう。

しっかり守って、健康な永久歯列を完成させよう。

乳歯から、15年間、定期的な検診と予防処置の結果、虫歯が1本もない永久歯になりました。

予防矯正01
予防矯正02
予防矯正03
予防矯正04
予防矯正05
予防矯正06
虫歯は、どうしてできるのでしょうか?

あなたの歯の表面では食事のたびにいったい何が起こっているのでしょうか。

歯の表面は、プラーク(歯の表面のネバネバしたよごれ、歯垢ともいう)でおおわれており、このプラークの中には虫歯の原因となるミュータンス菌やラクトバチラス菌が住んでいます。これらのプラーク中の虫歯菌は、あなたが食べたり飲んだりしたものの中に含まれる炭水化物や糖を利用して、歯を溶かす「酸」を作ります。この酸によって歯からカルシウムイオンやリン酸イオンが溶け出します。この働きを「脱灰」と呼びます。

脱灰が持続すると歯の結晶構造が破壊されて歯に穴があいてしまうのですが、正常なお口の中では、唾液の働きによって唾液中のカルシウムイオンやリン酸イオンが再び歯の表面に沈着するので歯が破壊されることはありません。この働きを「再石灰化」といいます。

食事のたびに「脱灰」と「再石灰化」は常にくりかえされているのです。

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虫歯の危険度チェック

健康な状態では「脱灰」と「再石灰化」の力は拮抗していることになりますが、「脱灰」に働く力が強くなったり、「最石灰化」に働く力が弱くなったときは脱灰が進んで歯がとかされ、虫歯ができてしまいます。

脱灰
  • ・ミュータンス菌
  • ・ラクトバチラス菌
  • ・食事回数
  • ・プラーク量
  • ・萌出したての永久歯
  • ・親の無理解無関心等
「脱灰」と「最石灰化」のバランス図
最石灰化
  • ・唾液分泌量
  • ・唾液緩衝能
  • ・フッ素
  • ・成熟した永久歯
    (エナメル質)
  • ・キシリトール
  • ・シーラント等

ひとりひとりのお口の中で起きている「脱灰」と「最石灰化」のバランスを分析することで、個人の虫歯のリスクを知ることができます。そして、脱灰に傾いていると判定されたならば、それをさまざまな方法でコントロールし、再石灰化を促進したり脱灰を抑制しなければなりません。このことが「治療」の本当の意味なのです。

ミュータンス菌の数を調べます

ミュータンス菌はほとんどの人の口の中にいる細菌です。その量は個人差が大きくさまざまですが、食べ物に含まれる糖や炭水化物を分解して強い酸を出します。歯にベタベタと付着する不溶性グルカンを出し、酸性の環境でもどんどん増えてゆきます。ミュータンス菌の量が多い人は虫歯の危険度が高いと言えます。

ラクトバチラス菌の数を調べます

ラクトバチラス菌は虫歯を進行させる菌です。生息する場所は限られますが、すみつくと食べ物に含まれる糖や炭水化物を分解して強い酸を出します。糖濃度の高い食べ物の飲食回数が多かったり、口の中が不潔だったりするとどんどん増えてゆきます。

食事とpHの関係

食事をとると、2〜3分でプラークの中のpH(ペーハー)は酸性に傾き脱灰がはじまります。この脱灰の時間が長くつづいたり、酸性度が強いほど虫歯の危険が増加します。唾液の力によって約20〜40分間でプラーク中のpHが上昇し、最石灰化が始まります。

食事とpHの関係
 
食事とpHの関係
食事とpHの関係

食事をするたびに脱灰がおこります。A図のような三度の食事と一回の間食をするきまり良い食生活では、トータルでの脱灰の時間が少なく、再石灰化のための時間は長くなるため虫歯の危険は少なくてすみます。しかし、B図のような間食の多い食生活ではトータルの脱灰時間が長く、再石灰化の時間が少ないので虫歯の危険が増加します。寝る前の飲食は最も危険です。寝ている間は唾液の分泌が低下するので、再石灰化の力がうまく働かないためです。

食事について調べます

あなたが食事をして、栄養をとっているのと同じように虫歯菌もそれを栄養源にしています。食物が口の中に入っている時間や回数が多いほど、虫歯になりやすくなります。

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プラーク(歯垢)の量を調べます

プラークの中には、酸を作り出す虫歯菌がたくさんいます。特に、かみ合わせの溝や歯と歯の間、歯ぐきのさかいめの「かくれ場」にあるプラークは、とても危険です。

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唾液の分泌量を調べます(唾液の働き)

唾液がからだの健康のために、はたしている役割は数多くあります。その中でも重要なのは、歯や歯肉の健康を守る働きです。歯の表面(エナメル質)で食事のたびにくりかえされる脱灰、最石灰化、フッ素イオンの供給はすべて唾液を介して行われます。充分な唾液が存在することでエナメル質の健康が保たれるのです。エナメル質を構成するカルシウムイオンやリン酸イオンを充分に含んだ唾液は液体エナメル質といわれています。多くのイオンをエナメル質に供給するためには唾液分泌量が多ければ多いほど有利になります。

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唾液の緩衝能(かんしょうのう)を調べます

プラーク中の虫歯菌が作りだした「酸」を中和する働きを緩衝作用といいます。唾液の中に酸を中和する物質(炭素水素イオン)を多く含んでいると強い緩衝能を発揮し、再石灰化を促進させます。唾液の緩衝能は個人差が大きいのでリスク診断のためには必ず調べる必要があります。
幼児、妊婦、病気のために薬を飲みつづけている人、よくかむことができない人などは緩衝能が低下していることが多いので注意が必要です。

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フッ素効果

歯の表面では、食事のたびに脱灰と再石灰化が起こっています。脱灰によって歯から唾液中に溶け出したカルシウムイオンやリン酸イオンは、再石灰化によって再び歯にとりもどされます。この時、フッ化物は歯質の耐酸性を向上させる働きももっています。虫歯予防対策にはフッ化物の継続的で適切な使用は欠かすことができません。
※生えてきたばかりの歯は、成熟するまでに数年かかります。固く丈夫な歯を育てるためにはフッ化物の使用は必須です。フッ化物は低濃度のものを毎日継続して使用するのがもっとも効果的です。